
FXトレードで「どこまで伸びるか」「どこまで落ちるか」を予測するのは、利確や損切りの精度に直結します。その中でもチャートパターンから値幅を計算するテクニックとして有名なのが「V計算」と「N計算」です。
この記事では、両者の定義・使い方・違いを初心者にもわかりやすく解説し、実際のチャートでの使い方や注意点も紹介します。
1. 値幅計算とは?なぜ重要か
「値幅計算」は、チャートの一定の動きから今後の価格の目標値を計算するテクニックです。
たとえば、過去に100pips上昇した後に押し目をつけて再び上昇した場合、「同じだけ伸びるのでは?」という仮定のもと予測を立てます。
このとき活用されるのが「V計算」や「N計算」です。
これらの計算でチェックできるポイントは以下の通りです。
• トレンドフォローのエントリー後の利確ポイント
• ブレイクアウト戦略での利確ターゲット
• 損切りとリワードのバランス確認(RR比)
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2. V計算とは?
2-1. 定義

V計算は、調整の値幅とブレイク後の値幅が同じ値幅で動くと予測する分析方法です。
たとえば以下のような動きがあったとします:
A → B:上昇
B → C:押し目
C → D:再上昇
このあと上昇すると仮定した場合:
B → D:B → C
このB→Cの値幅をB→Dに適用するのがV計算です。
2-2. 特徴
• 単純な“値幅の再現”を仮定
• トレンド初動時に有効
• 押し目が深すぎると精度が落ちる
3. N計算とは?

3-1. 定義
N計算は、V計算を発展させて、押し目(戻し)の反発起点をベースに値幅を計算する手法です。
以下のような流れがあったとします:
A → B:上昇
B → C:押し目
C → D:再上昇
このとき、A→Bの値幅を、Cからコピーして伸びると仮定します。
見た目はV計算と同じに見えますが、「Cから伸びること」に意味があります。
3-2. 特徴
• トレンド継続時に有効
• 戻しの反発確認後に使える
• 押し目がある程度浅いと精度が高い
4. V計算とN計算の違い
項目 | V計算 | N計算 |
---|---|---|
基準点 | Bの地点(修正波の始値) | Cの地点(押し目) |
値幅の元 | B→C | A→B |
仮定する動き | 値幅の繰り返し | 押し目後の再上昇 |
適した場面 | トレンドの初動 | トレンド継続 |
精度 | やや低め | 比較的高い |
V計算=シンプルな値幅コピー、
N計算=トレンドフォローの深掘り
という認識でOKです。
5. フィボナッチを使ってV計算・N計算を一発で求める方法
「計算・N計算を毎回チャート上で測って求めるのは少し面倒だな...」
という方はフィボナッチというツールを使用することで簡単に求めることができます。
5-1. V計算を簡単に求めるには?

修正波(B→C)にフィボナッチリトレースメントを引く
V計算では「A→Bの値幅を、Bからもう一度同じだけ加算する」ことが基本となります。
このとき、以下のようにフィボナッチリトレースメントを修正波に対して逆方向に引くと、リトレースメントの「200%ライン」がV計算で求めたターゲットと一致します。
5-2. N計算を簡単に求めるのは?

波の始まり(A)、修正波の始まり(B)、押し目(C)にフィボナッチエクスパンションを引く
フィボナッチエクスパンション(FE)は、チャート上の3点(A・B・C)を指定して、未来の価格ターゲットを自動描画するツールです。
N計算の理論と完全に一致する構造を持っており、「A→B」の値幅が「C→D」で再現される」という前提に基づいて、FEの「100.0%ライン」がN計算のD地点を表します。
6. よくある失敗と注意点
- 値幅の見誤り
A→Bの値幅を適切に取れていないと、Dの目標値がずれる - レンジやノイズ相場では使いにくい
トレンドが出ていない相場では誤差が大きくなる - フィボナッチとの併用がおすすめ
フィボナッチエクスパンション(FE)と重ねて精度アップ
7. トレードにどう活かすか?
V計算・N計算は単なる「理論値」ですが、戦略に組み込むことでトレード精度が上がります。
• 利確ポイントの目安として使う
• リスクリワード比を見積もるために活用
• 複数根拠の1つとして使う(MAやトレンドラインと併用)
目標値を「なんとなく」で決めるより、計算式による根拠があるだけで自信も持てます。
8. まとめ
V計算とN計算は、トレンド系トレーダーに必須の“値幅計算ツール”です。
特にN計算は押し目買いや戻り売り戦略と相性がよく、利確戦略の精度を高めます。
• 値幅の根拠を持ちたい
• 利確ポイントに迷う
• トレードの再現性を高めたい
そんな方は、ぜひこの2つの計算方法を実戦で使ってみてください。
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